花が咲き綻んでいる季節。

とても素敵なエネルギーの季節だと思います。

私が行っているセッションのひとつに、バッチフラワーレメディのセッションがあります。

38種類の花がそれぞれの感情に作用します。

これを体系付けられたのが、バッチ博士です。

バッチ博士の哲学がいつも私が思っていることととても合い、ハートの中心から、力強さと広がりを感じます。

今日は、バッチ博士の言葉をバッチフラワー入門という冊子から・・・抜粋して紹介します。

細菌学者だったバッチ博士は、研究を続けて行く中で、病気の結果として、症状だけを治療するのではなく、人間としての患者の全体を治療すべきだと考えていた…とあります。

また、身体に現れている症状が違っても、

心理的傾向や行動パターンが似ている人たちは、同じワクチンの効果があるという事実を発見したのです…とありました。

心理的傾向や、行動パターンが似ている人は、同じワクチンの効果がある…事はとても興味深いです。

バッチ博士は、

バッチフラワーの身体への作用は間接的なもので、バッチフラワーは物質的な身体ではなく、精神面や感情面に作用し、感情を自然でノーマルなバランスのとれた状態に保つと言われています。。

つまり、自分が置かれている状況と、生まれつきもっている性質と均衡を保つように働きます。

最近は、全包括的医療運動(ホリスティック･メディスン)が盛んになりつつあり、

身体と心にはとても密接な繋がりがあって、病気治療に置いても、精神や感情からの視点は無視できないと考えるようになっています。

と書いてあります。

バッチフラワーは、精神面と感情面に働きかけることで、今の自分が置かれている状況と、生まれつき持っている性質と均衡を保つ働き…ということが、実はとても大切で、

この事は、分離した自我の癒しには、大きな働きをすると思います。

また、私は、部分的な症状だけてなく、

全体からの視点で行なわれること、その事がとても共感する所です。

心理セッションにしても、

全体の自分の中での、自我の理由に関わりを持つこと、等、とても共通しています。

本当に癒されることは、全体の自己が行なうことで、

そこに、関わりを持って行くことは、自ら行っていくことだと思うのです。

そして、題名にもある

真の知識は私たちの内部から…ということ。

内側からの気づきがあると、自分の中からの閃きのように来たり、そうだと体を伴った気づきとして、何か開かれた感覚が伴います。

セッションでも、自分の中との出会いが大切で、そして、全体の中で、分離の自我の自然な変容を、観察する事を大切にしています。

そして、外側の情報は、自分の中との関わりを持つ為の、学びや、知識として、受け取ることもあり、

また情報が気づきに繋がる事もありますが、気づきは…内側からのものです。

今日は最後に、バッチ博士の言葉としてこの冊子に載っていた言葉をのせます。

私はとても共感する言葉です✨✨

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バッチ博士の言葉

真の知識はすべてただ私たちの内部から、私たちの魂との沈黙の交流のなかで訪れる。

理論とか文明とかは、私たちから「沈黙」を奪い取り、私たちの内部が知っている

知識をすべて奪ってしまった。

私たちは他人から教えられなければならないと信じこまされ、自分自身の「真の自己」は覆い隠されてしまった。

ドングリは、母木から何百マイルも運ばれて、なお教えられなくともどうすれば完

全なオークの木になれるかを知っている。

海や川の魚は、卵を生みつけて泳ぎ去る。

蛙も同じである。

蛇は砂地にその卵をおく。

しかもなお、

ドングリや魚卵やその他の

卵の内部には、若い命がその両親と同じように完全なものになるための全知識がある。

若いツバメは、母鳥がなお次の子供の世話で忙しい間に、何百マイルも離れた冬の

居住地に向かって飛んで行く。

私たちは、すべての真理は自分自身の内部に置かれているという知識に立ち帰ることがとても必要である。

私たちが助言を求め、教えをこうのは内部からだけだと覚えておかなければならない。

野のユリは、あくせく働かず紡ぎもしないが、ソロモンのすべての栄華より完全に

装われているとキリストが教えられた。

そしてブッダは、ひとたび祭司や書籍から解放されたときには、私たちはすべて自己実現への道程上にあるのだと教えられた。

(1936 5 月21日)

以上です。

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自然に目を向けると、自分の中にある叡智からしなやかに生きる事を伝えてくれているなといつも思います。

2020.05